4人麻雀と3人麻雀の違いって?
四人と三人と人数が違うだけでそんなに変わらないと思うかもしれませんが、ゲーム内容が大きく変わってしまいます。
まず、三人麻雀では萬子の2~8の牌が存在しません。筒子の1~9、策子の1~9、萬子の1と9、あとは字牌7種の27種類の牌で行われるのが三人麻雀です。
そのため、手牌の進行が早く、テンパイ時にも、当たり牌が読みづらいというのが、ポイントです。三人麻雀では、テンパイスピードも早すぎるために、捨て牌などでの読みが足りなくなることが多いです。
四人麻雀では捨て牌からの読みで何点かに絞れるものでも、その半分の捨て牌しかない上に、当たる確率が34牌から27牌に変わってしまうと、かなり上がってしまいます。
よって上がりやすく振りやすいというゲーム性になってしまうのです。
また、三人麻雀はドラが多いというのもポイントですね。四人麻雀が、本ドラ・裏ドラ・カンドラがメインなだけなのに対し、三人麻雀でドラが多いルールだと、本ドラ、裏ドラ、カンドラ、赤ドラ、数牌の五の全ドラ、字牌の北がドラ、花牌4種など、全部の牌の4枚に1枚ぐらいがドラというドラ麻雀になりがちです。
運の要素が高すぎて、実力差が出にくいという側面を持っています。
覚えたての麻雀初心者は三人麻雀を好む傾向があります。役満も出やすいので気軽にあのワクワク感が味わえるからかもしれませんね。